儒灯

【温故知新】儒学の普及に力を注いでおります真儒協会 会長、高根秀人年の個人ブログです

2013-01-01から1年間の記事一覧

髙根秀人年・ 「老子」 の発表を終了す 【‘13.2.17】

さる‘13年2月17日(日)、関西師友協会(大阪・心斎橋)の “篤教講座”の中で、私 髙根が《 安岡正篤先生に学ぶ 「老子」 》 と題して発表しておりましたものの最終講義を終了いたしました。昨年6月17日に第1回目、10月21日に第2回目、12月1…

大難解 (やさしい) ・ 老子 (RAOTZU) 講   ≪序の言〔ことば〕≫

《 はじめに 》私の執筆・制作中の「老子」講義用テキスト、『大難解〔やさしい〕・老子講』 が間もなく完成いたします。本稿は、私の主宰する“真儒協会”の“定例講習・「老子」”で、私が講じてきたものと“関西師友協会・篤教講座”において講じた折に制作した…

水【坎】 に想う  (その12)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 レオナルド・ダ・ビンチ と 「水」 》古来、“天才”と称される偉人は少なくはありません。が、“万能の天才”(ウオーモ ウニベルサーレ:普遍的人間)と冠される偉人は稀〔まれ〕です。その“万能の天才”の名声を代…

水【坎】 に想う  (その11)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 水=川の流れ ・・・ 鴨長明・『方丈記』 》「川の流れのように」 や 「時の流れに身をまかせ」という名曲の表題は、私たち(日本人)の感性によく適〔かな〕いよく知られています。 注10) 古代中国において…

水【坎】 に想う  (その10)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 日本文化 の 「水」 》山崎正和〔まさかず〕氏は、「水の東西」(『混沌からの表現』所収/PHP研究所) の中で、水の東西文化比較論を述べています。その中で、日本と西洋(欧米)の水について、典型的具体例とし…

水【坎】 に想う  (その9)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 孫子 と 「水」 ・・・ 「兵形象水」 》 孫武は、春秋時代の兵法家で兵法の創始者、「兵家〔へいか〕」の開祖として有名です。その著書『孫子』十三編は、兵書の枠を超えて広く永く愛読・研究されています。例え…

水【坎】 に想う  (その8)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 参考原典資料 》 ( たかね・「大難解〔やさしい〕老子講」抜粋引用) 水 【老子・水:8章/66章/(68章)/78章】( 不争謙下 )《 老子の思想の“象〔しょう〕”は、 ・・・ 水 》(易性・第8章) 注1) …

水【坎】 に想う  (その7)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 老子 と 「水」 》 水の象〔しょう/かたち〕は、黄老思想の要〔かなめ〕です。「上善若水〔じょうぜんじゃくすい:上善は水の若し〕」 (『老子』・第8章)と、水を無為自然、最高の徳(≒道)の象としているの…

水【坎】 に想う  (その6)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 孔子(/孟子) と 「水」 》儒学の開祖・孔子は、『論語』で 「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動き、仁者は静かなり。」 (雍也第6-23) / 「子、 川上〔せんじょう/かわのほとり〕に在りて…

水【坎】 に想う  (その5)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)水(川)は、自然への視点です。が、ここで人間へ視点を移してみましょう。そうすると、[ 坎=心・思想 → 徳 ] と捉えることができます。◆「 心 」 : 【☵】 の(2)陰を物質、1陽を精神(中国流にいえば “気”…

水【坎】 に想う  (その4)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 易(象) と 水 》宇宙・世界のシンボル化された縮図としての八卦の象意〔しょうい〕を想う時、殊に 水【坎☵/大成卦・重卦=坎為水 ☵☵】 とそのペア(陰陽逆の関係)としての 火【離☲/大成卦・重卦=離為火 ☲☲…

水【坎】 に想う  (その3)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 トピックス〔時事(2011:春)〕 ── 水 【坎】に想う(2012記) 》 平成23(‘11)年の日本は、一般ピープルも「水」について認識を改めさせられた(思い知らされた)年の一つではないでしょうか。春(3.1…

水【坎】 に想う  (その2)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 水【坎☵】 と 火【離☲】 》私は自分が、太陽の無限の“陽〔よう〕”の恵みと水の本源的な“陰〔いん〕”の恵みによって生かされているのだと実感しています。無論このことは、人間に限らず、生きとし生けるもの天地…

水【坎】 に想う  (その1)

水【坎】 に想う ─── 水の思い出/水【坎】と火【離】/易(象)と水/ 孔子(/孟子)と「水」・「知者楽水」/老子と水・「上善若水」/ 水の「不争」・「謙下」/孫子と「水」・「兵形象水」/日本文化の「水」/ 水=川の流れ & 心・思想の象/鴨長明・『…

むかしの中国から学ぶ 第6講 「世界の占い・実践」  (完結編)

●吹田市立博物館・講演 『 むかしの中国に学ぶ /【全6講】 』 第6講 §.「 世界の占い・実践 」 (完結編) ── 最終講は、運命学全般・主な占法について、具体的・ビジュアル(視覚的に)にポイントを紹介いたしました。 実践体験学習として易学(周易)/…

むかしの中国から学ぶ 第5講 「英語でABC論語カルタ」 (その4)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)【 今回の“ABC論語カルタ”の講演 】今回の“ABC論語カルタ”の講演は、ア)のパターン(英語を話せる英語指導者が用いるツール)で試作中のもの26パターンを紹介・解説いたしました。参考までに、そのいくつ…

むかしの中国から学ぶ 第5講 「英語でABC論語カルタ」 (その3)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 ABC論語カルタ 》◎英語・中国語(漢語)・日本語 の語学教育ツール / ◎イラスト・絵画による美術・情操教育ツール / ◎内容文言による徳育・基本的生活習慣形成のベース(*儒学徳目の基本的キーワードで創…

むかしの中国から学ぶ 第5講 「英語でABC論語カルタ」 (その2)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 “「英語」より『論語』” 》“「英語」より 『論語』”。だれが言ったか、ゴロもよく(エイゴ・ロンゴ と韻〔いん〕をふんでいます)、アメリカ(欧米)文化に追随して、日本語と日本の伝統精神を忘れている現状から…

むかしの中国から学ぶ 第5講 「英語でABC論語カルタ」 (その1)

●吹田市立博物館・講演 『 むかしの中国に学ぶ /【全6講】 』《 万博市民展 ~千里から上海へ~ 》 関連イベント H.23.6.18第5講 「 英語でABC論語カルタ 」 (その1) 講師 : 真儒協会会長 高根 秀人年 (たかね ひでと) ── “グローバル時代”(国際化・…

老子の“現実的平和主義” に想う (第4回)

※この記事は、老子の“現実的平和主義” に想う (第3回) の続きです。老子の“現実的平和主義” に想う (第4回)──── 『老子』・「不争」/「兵は不祥の器」/「戦いに勝つも、喪礼を以て之に処り」/永世中立国スイス/老子とシュヴァイツァー&トルストイ…

老子の“現実的平和主義” に想う (第3回)

※この記事は、老子の“現実的平和主義” に想う (第2回)の続きです。老子の“現実的平和主義” に想う (第3回)──── 『老子』・「不争」/「兵は不祥の器」/「戦いに勝つも、喪礼を以て之に処り」/永世中立国スイス/老子とシュヴァイツァー&トルストイ…

老子の“現実的平和主義” に想う (第2回)

※この記事は、老子の“現実的平和主義” に想う (第1回)の続きです。老子の“現実的平和主義” に想う (第2回)──── 『老子』・「不争」/「兵は不祥の器」/「戦いに勝つも、喪礼を以て之に処り」/永世中立国スイス/老子とシュヴァイツァー&トルストイ…

老子の“現実的平和主義” に想う (第1回)

老子の“現実的平和主義” に想う (第1回)──── 『老子』・「不争」/「兵は不祥の器」/「戦いに勝つも、喪礼を以て之に処り」/永世中立国スイス/老子とシュヴァイツァー&トルストイ/安岡正篤・「シュヴァイツァーと老子」/佐藤栄作&ケネディ大統領会…

第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第4回)

※この記事は、第50回 定例講習【特別講義】のあらまし (第3回) の続きです。第50回 定例講習(‘12.4.22 ) レジュメ─── 【特別講義】 あらまし ─── (第4回)§.【その2】 陰陽相対(待) 教材・資料教材・資料は、昨年、吹田市立博物館・講演『…