儒灯

【温故知新】儒学の普及に力を注いでおります真儒協会 会長、高根秀人年の個人ブログです

2014-01-01から1年間の記事一覧

『犬にも論語』の序 (その2)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。) 次に指導者〔リーダー〕にも『論語』ということについて述べておきたいと思います。私が(一応)半世紀近くも『論語』に親しみ、その500余りもの文言の中で、いまだに感銘第一に挙げたいものが「温故知新」です…

『犬にも論語』の序 (その1)

『犬にも論語』の序 ──── “ことわざ”/「論語読みの論語知らず」・「犬に論語」/“犬にも論語”/「グローバルリーダー」/“「英語」より 『論語』”/日本のあるべき指導者像=「温故知新」の指導者 ──── ● 高根 秀人年◆ 今年度(2014)から編集・執筆を開始…

儒学の「素」に想う (その8)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)D.彩色のプロセス/修正・善に改める白 「繪事後素」 につきまして、私の美術家としての視点から私見を述べてみたいと思います。まず、絵の素(白)地・生地=ベースとしての「白」については。和・洋紙にしろキ…

儒学の「素」に想う (その7)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)C.素 = 「白」 そのものが重要 (安岡正篤 氏)安岡正篤氏は、素(白)地・素質が大事であると講じられています。が、また一方で「白」そのものが大切なのだということを述べられています。 「 素は普通 『もと…

儒学の「素」に想う (その6)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)B.仕上げ(プロセスの)白 〔フィニッシュワーク: finish〕以上(前のブログ記事)の解釈に対し、もう一つの解釈の立場があります。「繪事後素」の前に子夏が孔子に質問した『詩経』の文言は「素以為絢」…

儒学の「素」に想う (その5)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 §5.「素以為絢」/「繪事後素」 を考える 》先に見て参りました、孔子と子夏との禅問答のようなこの一節は、多くの人は、あまり関心を示さずに見過ごしている部分ではないかと思います。しかるに、この部分は…

儒学の「素」に想う (その4)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 §4.『中庸』 と 『老子』 ── 「素行自得」と「安分知足」/「無為自然」 》○「君子は、其の位に素して行い、その外〔ほか〕を願わず。 | 富貴に素しては富貴に行い、貧賤に素しては貧賤に行い、夷狄〔いてき…

儒学の「素」に想う (その3)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 §3.白 賁 〔はくひ〕 について 》儒学の源流思想(形而上学)は、『易経』になります。その重要性は“五経”〔ごきょう〕の筆頭に位置づけられていたことからもわかります。『易経』(=儒学)の思想にいう、賁…

儒学の「素」に想う (その2)

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 §2.白 white = 素 について 》「素」“そ”は、それを 「絵事」=色彩 として捉えれば、「素」“しろ”と発音されます。「黒:Black」に対する「白:White」です。この色彩としての“白・黒”の概念については、次…

儒学の「素」に想う (その1)

儒学の「素」〔そ/しろ=白〕に想う ――― 孔子と“色の弟子”子夏〔しか〕の問答/ “色”の三(定)義/「素以為絢」・「繪事後素」/ 素〔そ・しろ・す・もと〕=白:white/ “五色〔ごしき〕”・イッテンの“ペンタード”/白賁〔はくひ〕/ 素行・自得≒安分知足…

謹賀甲午年  その3

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 干支の易学的考察 / 【雷火豊☳☲】・【火天大有☲☰】卦 》次に(やや専門的になりますが)、今年の干支を易の64卦になおして(翻訳して)解釈・検討してみたいと思います。昨年の干支、癸・巳は【水火既済】卦…

謹賀甲午年  その2

(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 甲・午 & 四緑木性 の深意 》 さて、今年の干支「甲・午」には、どのような深意があり、どのように方向づけるとよいのでしょうか。「甲〔きのえ〕」は、“はじまる”と読み、物事のはじめを表します。甲乙丙丁戊…

謹賀甲午年  その1

謹賀甲午年 〔謹んで甲午年を賀します〕 その1─── 甲・午・四緑木性/「輪」・「おもてなし」/“仁”・“核〔さね〕”/「赤兎(馬)」と「騅〔すい〕」/「馬のはなむけ」・「馬が合う」/【雷火豊】・【火天大有】卦 ───《 はじめに ・・・ 干支について 》…