2017-01-01から1年間の記事一覧
§.Ⅱ 《 老子物語り(伝説) ―― “龍のごとき人”(司馬遷・『史記』) 》 老子の人物像・伝記についての、信頼に足る最古の記述は、『史記』・「老子伝」です。 『史記』は、前漢武帝の時代に司馬遷〔しばせん〕によって書かれた最古(第一号)の正史です。 私は…
黄老の学 あらまし (横山大観 「老子」:画像省略) 中国の思想・文化の2大潮流 = 【儒学】 & 【黄老/老荘】(道教) 中国の思想・文化の3大潮流 = 【儒学】 & 【黄老/老荘】(道教) & 【仏教】 中国の思想・文化 = 【儒学】孔子・孟子・荀子 &…
◆プロローグ : はじめに §. 《 “諸子百家” の中の 儒家と道家(老荘) 》 皮肉なこと逆説的なことですが、洋の東西を問わず、科学技術も学術文化(思想)も戦争によって、急速かつ飛躍的に創造発展いたします。 兵器の開発、富国強兵のためにです。 古代中…
『大難解(やさしい)・老子(RAOTZU)講』《 とびら 》定例講習 第32回 老子[3] 横山大観 *16): 「老君出関〔ろうくんしゅっかん〕」 (1910、三幅) 「 老耼〔ろうたん〕*1)、 道を行く 」 髙村 光太郎 象〔ぞう〕のように耳の大きい老先生は …
『大難解(やさしい)・老子(RAOTZU)講』 《 序の言 〔ことば〕 》儒学と老荘(黄老・道家)思想は、東洋思想の二大潮流であり、その二面性・二属性を形成するものです 国家・社会のレベルでも、個人のレベルでも、儒学的人間像と老荘的人間像の2面性・2…
☆ はるかに遠・大なるものは反(返)ります。 ―― 極(至)大に難解なるものはやさしい〔易しい:simple〕のです。 これが、黄老(老子)思想の真髄です! *10章: 玄徳 ―― これが、神秘の「徳〔ちから〕」とよばれる *This is called the …
豚児・愚息の 「英国留学体験の記」 ――― 荊妻豚児/愚妻・愚息/弱冠/ロンドン大学・オックスフォード大学/ “マルタ”/「さね〔核/実〕」/伊勢の「尋常研修会」/孔子“空白の15年”/ 【風地観☴☷】卦/「観光」〔国の光を観る〕/“壺中天”≒アナザースカ…
《 干支の易学的観想 / 【火沢睽〔けい〕☲☱】・【天水訟☰☵】卦 》 次に(やや専門的になりますが)、十干・十二支の干支を 易の64卦にあてはめて(相当させて)解釈・検討してみたいと思います。 ※( → 資料参照のこと ) 昨年の干支、「丙・申」は【火天…
謹賀丁酉年 〔謹んで丁酉年を賀します〕 その3 「鳥〔とり〕」のお話の結びに「鴻雁〔こうがん〕」について述べたいと想います。 「鴻雁」は、中国古典によく登場している鳥です。 例えば、秦末・陳勝の「燕雀安知鴻鵠之志哉」: 「燕雀〔えんじゃく〕いず…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 酉 → 鳥 あれこれ 》 「酉=鳥」。十二支・「酉年」は、一般に「鳥〔とり〕〕年」と言われ、 動物の「鳥〔Bird〕」、とりわけ「鶏〔にわとり:Hen/Cock〕」に当てはめられます。 「鶏」は古来より食用とさ…
謹賀丁酉年 〔謹んで丁酉年を賀します〕 その1 ――― 丁・酉・一白水性/新旧両勢力の衝突/今年の漢字「金」 /【火沢睽〔けい〕☲☱】・【天水訟☰☵】卦/“背き離れる”/「鶏鳴狗盗」・「鶏口牛後」 /「八咫烏〔やたがらす:三本足の烏〕」/「鳥なき里の蝙蝠…