儒学からの言霊
豚児・愚息の 「英国留学体験の記」 ――― 荊妻豚児/愚妻・愚息/弱冠/ロンドン大学・オックスフォード大学/ “マルタ”/「さね〔核/実〕」/伊勢の「尋常研修会」/孔子“空白の15年”/ 【風地観☴☷】卦/「観光」〔国の光を観る〕/“壺中天”≒アナザースカ…
《 干支の易学的観想 / 【火沢睽〔けい〕☲☱】・【天水訟☰☵】卦 》 次に(やや専門的になりますが)、十干・十二支の干支を 易の64卦にあてはめて(相当させて)解釈・検討してみたいと思います。 ※( → 資料参照のこと ) 昨年の干支、「丙・申」は【火天…
謹賀丁酉年 〔謹んで丁酉年を賀します〕 その3 「鳥〔とり〕」のお話の結びに「鴻雁〔こうがん〕」について述べたいと想います。 「鴻雁」は、中国古典によく登場している鳥です。 例えば、秦末・陳勝の「燕雀安知鴻鵠之志哉」: 「燕雀〔えんじゃく〕いず…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 酉 → 鳥 あれこれ 》 「酉=鳥」。十二支・「酉年」は、一般に「鳥〔とり〕〕年」と言われ、 動物の「鳥〔Bird〕」、とりわけ「鶏〔にわとり:Hen/Cock〕」に当てはめられます。 「鶏」は古来より食用とさ…
謹賀丁酉年 〔謹んで丁酉年を賀します〕 その1 ――― 丁・酉・一白水性/新旧両勢力の衝突/今年の漢字「金」 /【火沢睽〔けい〕☲☱】・【天水訟☰☵】卦/“背き離れる”/「鶏鳴狗盗」・「鶏口牛後」 /「八咫烏〔やたがらす:三本足の烏〕」/「鳥なき里の蝙蝠…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。) 《 雁〔かり〕が羽を休める小枝の話 》 ( ――― 落語:「雁風呂〔がんぶろ〕で雁を語る一節」) 『易経』の主たる動物(禽獣)は「鴻雁〔こうがん/かり〕」です。 【風山漸】卦は“鴻雁が飛びすすみゆくお話”になっ…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 鴻雁の文学・歴史・生活上でのあやどり 》 「鴻雁」は、『易経』以外にも中国古典によく登場しています。 例えば、秦末・陳勝の「燕雀安知鴻鵠之志知哉」:「燕雀〔えんじゃく〕いずくんぞ鴻鵠〔こうこく〕の志…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 鴻〔こう/雁・かり〕が飛び進みゆくお話 :【漸】卦 》 『易経』は、「鴻雁」を最も重要な動物(禽獣)に位置づけていますから、 「雁」に象〔しょう〕や義を仮ることは、ままあります。 例えば、【坤為地】の卦…
『易経』の最も主たる動物・《鴻雁》 その1 ――― 鴻雁〔こうがん/かり〕/「鴻雁来〔きたる〕」・「鴻雁北〔かえる〕」/【風山漸】卦・【雷山小過】卦/「雁書〔がんしょ〕」/“雁の産卵の瑞祥”(『古事記』)/八幡太郎こと源義家/「雁の群列の乱れ伏兵の…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 干支の易学的観想 / 【火天大有 ☲☰】&【天山遯 ☰☶】卦 》※(→ 資料参照のこと)次に(やや専門的になりますが)、十干・十二支の干支を易の64卦にあてはめて(相当させて)解釈・検討してみたいと思います。…
謹賀丙申年 〔謹んで丙申年を賀します〕 ――― 丙・申・二黒土性/今年の漢字「安」/【火天大有】・【天山遯】卦/「猿も木から落ちる」/「猿を決め込む」→「見ざる」・「聞かざる」・「言わざる」/“反省する猿”/「天よりこれを祐く」/「順天休命」/“上…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 干支の易学的観想 / 【風地観 ☴☷】・【沢風大過 ☱☴】卦 》まず、「未=羊」。「未」は、一般に動物の「羊」に当てはめられます。動物の「羊」(の類い)は、文字の象〔かたち/しょう〕から、「兌〔だ〕」・易八…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 未 → 羊 あれこれ 》十二支・「未年」は、一般に「未〔ひつじ〕年」と言われ、動物の“羊〔Sheep〕”に擬〔なぞら〕えられます。羊ににちなむ言葉や言い回しについてをあれこれ述べてみましょう。「羊」のつく(含…
謹賀乙未年 〔謹んで乙未年を賀します〕 ─── 乙・未・三碧木性/今年の漢字「税」/【震 ☳】=インターネット/“美”・“義”・“善”・・・/「いけにえ」・「人身御供」・“スケープ・ゴート”/「羊羹〔ようかん/ようこう〕・「羊頭狗肉」/「羊が人間を喰う」/…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。) 次に指導者〔リーダー〕にも『論語』ということについて述べておきたいと思います。私が(一応)半世紀近くも『論語』に親しみ、その500余りもの文言の中で、いまだに感銘第一に挙げたいものが「温故知新」です…
『犬にも論語』の序 ──── “ことわざ”/「論語読みの論語知らず」・「犬に論語」/“犬にも論語”/「グローバルリーダー」/“「英語」より 『論語』”/日本のあるべき指導者像=「温故知新」の指導者 ──── ● 高根 秀人年◆ 今年度(2014)から編集・執筆を開始…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)D.彩色のプロセス/修正・善に改める白 「繪事後素」 につきまして、私の美術家としての視点から私見を述べてみたいと思います。まず、絵の素(白)地・生地=ベースとしての「白」については。和・洋紙にしろキ…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)C.素 = 「白」 そのものが重要 (安岡正篤 氏)安岡正篤氏は、素(白)地・素質が大事であると講じられています。が、また一方で「白」そのものが大切なのだということを述べられています。 「 素は普通 『もと…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)B.仕上げ(プロセスの)白 〔フィニッシュワーク: finish〕以上(前のブログ記事)の解釈に対し、もう一つの解釈の立場があります。「繪事後素」の前に子夏が孔子に質問した『詩経』の文言は「素以為絢」…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 §5.「素以為絢」/「繪事後素」 を考える 》先に見て参りました、孔子と子夏との禅問答のようなこの一節は、多くの人は、あまり関心を示さずに見過ごしている部分ではないかと思います。しかるに、この部分は…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 §4.『中庸』 と 『老子』 ── 「素行自得」と「安分知足」/「無為自然」 》○「君子は、其の位に素して行い、その外〔ほか〕を願わず。 | 富貴に素しては富貴に行い、貧賤に素しては貧賤に行い、夷狄〔いてき…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 §3.白 賁 〔はくひ〕 について 》儒学の源流思想(形而上学)は、『易経』になります。その重要性は“五経”〔ごきょう〕の筆頭に位置づけられていたことからもわかります。『易経』(=儒学)の思想にいう、賁…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 §2.白 white = 素 について 》「素」“そ”は、それを 「絵事」=色彩 として捉えれば、「素」“しろ”と発音されます。「黒:Black」に対する「白:White」です。この色彩としての“白・黒”の概念については、次…
儒学の「素」〔そ/しろ=白〕に想う ――― 孔子と“色の弟子”子夏〔しか〕の問答/ “色”の三(定)義/「素以為絢」・「繪事後素」/ 素〔そ・しろ・す・もと〕=白:white/ “五色〔ごしき〕”・イッテンの“ペンタード”/白賁〔はくひ〕/ 素行・自得≒安分知足…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 干支の易学的考察 / 【雷火豊☳☲】・【火天大有☲☰】卦 》次に(やや専門的になりますが)、今年の干支を易の64卦になおして(翻訳して)解釈・検討してみたいと思います。昨年の干支、癸・巳は【水火既済】卦…
(こちらは、前のブログ記事の続きです。)《 甲・午 & 四緑木性 の深意 》 さて、今年の干支「甲・午」には、どのような深意があり、どのように方向づけるとよいのでしょうか。「甲〔きのえ〕」は、“はじまる”と読み、物事のはじめを表します。甲乙丙丁戊…
謹賀甲午年 〔謹んで甲午年を賀します〕 その1─── 甲・午・四緑木性/「輪」・「おもてなし」/“仁”・“核〔さね〕”/「赤兎(馬)」と「騅〔すい〕」/「馬のはなむけ」・「馬が合う」/【雷火豊】・【火天大有】卦 ───《 はじめに ・・・ 干支について 》…
《 はじめに 》私の執筆・制作中の「老子」講義用テキスト、『大難解〔やさしい〕・老子講』 が間もなく完成いたします。本稿は、私の主宰する“真儒協会”の“定例講習・「老子」”で、私が講じてきたものと“関西師友協会・篤教講座”において講じた折に制作した…
※この記事は、『徒然草』 にみる儒学思想 其の2 (第5回) の続きです。『徒然草〔つれづれぐさ〕』 にみる儒学思想 其の2(第6回)─── 変化の思想/「無常」/「変易」/陰陽思想/運命観/中論/“居は気を移す”/兼好流住宅設計論( ── 「夏をむねとす…
※この記事は、『徒然草』 にみる儒学思想 其の2 (第4回) の続きです。『徒然草〔つれづれぐさ〕』 にみる儒学思想 其の2(第5回)─── 変化の思想/「無常」/「変易」/陰陽思想/運命観/中論/“居は気を移す”/兼好流住宅設計論( ── 「夏をむねとす…